石川県小松市布橋町/十二ヶ滝を有する西尾の玄関口

西尾八景のひとつ、十二ヶ滝が見えてきたら、
そこは布橋町。西尾の玄関口です。町名の由来は
「野の端」が「ぬのはし」に訛ったものと言われています。
明治22年から昭和28年まで西尾村役場の所在地となっていました。
布橋町の神社はとても古く、多くの緑に囲まれ、
訪れると森に飲み込まれるような独特の雰囲気があります。
十二ヶ滝の他、水芭蕉群棲地があることで知られ、
群棲地近くまで車で行けることから、愛好家など多くの方々に
親しまれています。以前は、沢大橋の向いに森中商店があり、
駄菓子を買いにくる子供たちなどで賑わっていました。

十二ヶ滝/西尾の玄関口(石川県小松市布橋町)
軒先で咲き誇る向日葵(石川県小松市布橋町)
西尾地区合同の忠魂碑(石川県小松市布橋町)
光に包まれる八幡神社(石川県小松市布橋町)
森に包まれる八幡神社(石川県小松市布橋町)
ミズバショウ/布橋のみずばしょう自生地(石川県小松市布橋町)
八幡神社までの道(石川県小松市布橋町)
田畑と隣接する民家(石川県小松市布橋町)

石川県小松市沢町/春日神社と十二ヶ滝神社

春日神社の境内の前に広場があります。
神社の入り口となる階段でつながる境内と広場は
ふたつでひとつの遊び場として子供たちから人気があります。
春日神社の脇に佇む十二ヶ滝神社も見所です。
藩政時代、金平金山で盛んに採鉱されている頃は、
その金坑(きんこう:金を掘り出すために掘った穴)が
この地にあったため「沢の金山」とも呼ばれていました。
昭和52年に廃線となった尾小屋鉄道沢駅の跡地には
小松市農協西尾支所がありました。

郷谷川と集落(石川県小松市沢町)
公民館前の沢町案内図(石川県小松市沢町)
春日神社/境内の前に広場がある(石川県小松市沢町)
十二ヶ滝神社/春日神社の脇に佇む(石川県小松市沢町)
松岡町方面へ続く石川県道167号(石川県小松市沢町)
石川県道167号から見える田園風景(石川県小松市沢町)

石川県小松市松岡町/千恵子桜、象岩と暮らす

中世の末、蓮如上人が草庵を結び、後に松岡寺がつくられて以降、
「松岡村」と呼ばれるようになったそうです。現在、松岡寺は
柱石が残るのみとなっています。
町内には石川県を代表する美しいシダレザクラがあり、
「千恵子桜」という名で親しまれています。
木の高さ17.0m、幹回り2.63m、樹齢は推定60年の立派な桜です。
春になると多くの人々がここを訪れ、その優美な姿を楽しんでいます。
松岡大橋から川を見下ろせば、西尾八景のひとつである象岩を
見ることができます。

のどかな集落の入り口(石川県小松市松岡町)
千恵子桜/推定樹齢60年のシダレザクラ(石川県小松市松岡町)
松岡大橋前の神社(石川県小松市松岡町)
神社の境内(石川県小松市松岡町)
公民館前の鐘(石川県小松市松岡町)
松岡町公民館(石川県小松市松岡町)
松岡大橋からの風景(石川県小松市松岡町)
象岩/松岡大橋から眺める(石川県小松市松岡町)

石川県小松市池城町/幻の池と鳥越城

この地には枯れない池がありました。
「ズルバ山の山頂より100メートルほど 下ったところ」と
西尾村史に記されている、今となっては幻の池です。
この池の付近に鳥越城(白山市)の出城があったことから、
池と城を組み合わせて、池城(いけのじょう)となったと言われています。
地元の人々からは「いけんじょ」と呼ばれており、
地下水がとてもきれいで豊富なところです。イノシシがよく出没します。
松岡町と池城町の間で「十一面観音(出合様)」が秋祭ごとに往来しています。

光谷川/透明な水(石川県小松市池城町)
白山神社/澄んだ空気に包まれる(石川県小松市池城町)
山間の田園風景(石川県小松市池城町)
日華石<観音下石>でできた蔵(石川県小松市池城町)
古くからある家屋(石川県小松市池城町)
民家の石垣(石川県小松市池城町)

石川県小松市塩原町/高台の神社と丸七牛乳

長い階段を登った高台に白山神社があります。
元旦には提灯が飾られ、風情があります。
パスチャライズド製法でつくられた牛乳を製造する丸七牛乳が
あるのもこの地です。生乳に含まれる良質な成分を壊さずに瓶詰め、
パック詰めしており、牛乳本来の風味が存分の味わえるため、
多くのファンがいます。(販売については丸七牛乳までお問い合わせください)
以前は広場の横にある小屋で牛の飼育が行われており、
子供たちに人気のスポットでした。また、郷谷川付近に
御仏供清水(おぼくしょうず)という生水があったとされています。

山を背にする集落(石川県小松市塩原町)
輝く丸七牛乳(石川県小松市塩原町)
丸七牛乳倉庫/以前は牛の飼育が行われていた。(石川県小松市塩原町)
白山神社の鳥居/奥に神社へと続く階段が見える(石川県小松市塩原町)
高台の白山神社(石川県小松市塩原町)
山々の中を通る国道416号線(石川県小松市塩原町)

石川県小松市波佐羅町/孫左衛門の墓と郷谷川の軍艦岩

国道416号線から波佐羅町会館が見えます。
以前この場所には西尾小学校があり、その後、小学校が
観音下に移ってからも木造校舎が残されていました。
現在、木造校舎は取り壊されましたが、その名残として
二宮金次郎像が残されています。町内の奥に八幡神社では、
巨大なケヤキの木が待ち構えており、石垣と共に絵になる場所です。
波佐羅には蓮如上人から授けられた木像が伝えられています。
町内にはその木像を授けられたという孫左衛門の墓があり、
現在でもお盆の時期には町民でお参りをする習慣があります。
波佐羅から見える郷谷川の景観は美しく、
そこに軍艦岩と呼ばれる大きな岩があります。
軍艦岩の場所は地元の人に尋ねてみてください。

八幡神社/石垣とそびえるケヤキ(石川県小松市波佐羅町)
波佐羅町会館前の二宮金次郎象(石川県小松市波佐羅町)
国道416号線の夕暮れ/観音下方面に見える西尾小学校(石川県小松市波佐羅町)
田園/奥に集落が見える(石川県小松市波佐羅町)
町内/神社へ通じる道(石川県小松市波佐羅町)
石の橋(石川県小松市波佐羅町)
孫左衛門の墓(石川県小松市波佐羅町)
町内の様子(石川県小松市波佐羅町)

石川県小松市観音下町/日華石の採掘と日本海を望む観音山

観音下と書いて「かながそ」と読みます。
国道416号線を車で走っていると、豪快にえぐれた山が
目に飛び込んできます。その麓の町が観音下町です。
石川県では黄色味を帯びた石で作られた家や塀や蔵をよく目にします。
それは日華石(観音下石)という石材で、ここ観音下で
採掘が行われています。日華石は、柔らかく強いのが特徴で、
旧前田侯爵邸洋館や、国会議事堂などでも使用されている他、
彫刻の材料としても全国に出荷されています。
町内から見る採石場の迫力には誰もが圧倒されます。
西尾八景のひとつである観音山(かなんぼやま)には
三十三躰の観音菩薩の石像が安置されており、
天気の良い日なら頂上から日本海を望むこともできます。
頂上付近の小さなお堂は、大きな岩に守られるように建てられており、
神秘的な景観です。この観音山登山道の石段も、
もちろん日華石でつくられています。

白山社(石川県小松市観音下町)
白山社の脇にある蔵/日華石で作られている(石川県小松市観音下町)
白山社の元旦(石川県小松市観音下町)
素朴な街並みと路地(石川県小松市観音下町)
日華石の採石場(石川県小松市観音下町)
観音山の石像(石川県小松市観音下町)
観音山登山道/日華石で作られた階段(石川県小松市観音下町)
観音山頂上付近のお堂(石川県小松市観音下町)

石川県小松市岩上町/神の岩・烏帽子岩と蛍舞うの清流

岩上神社横に西尾八景のひとつである烏帽子岩があります。
絶妙なバランスを保った岩は、形も美しく、凛とした佇まいです。
新緑、紅葉の季節は特に輝きを放ちます。
烏帽子岩付近を流れる西俣川は、水質が良く、透明度も抜群で、
夏が近づくと、美しく舞う蛍を目にすることもできます。
西俣川は川遊びにも適しており、岩上町の「ちゃぐら」は
地元の子供たちだけの秘密の川遊びの場所です。
決して広くはない岩上町ですが、赤い橋からの風景、
岩上神社までの一本道、烏帽子岩など、とても
フォトジェニックな町と言えます。

ちゃぐら/地元の子供たちの秘密の川遊び場所(石川県小松市岩上町)
西俣川の水の透明度(石川県小松市岩上町)
岩上神社/秋の祭事(石川県小松市岩上町)
岩上神社/秋の祭事(石川県小松市岩上町)
烏帽子岩(石川県小松市岩上町)
蛍舞う西俣川/烏帽子岩周辺(石川県小松市岩上町)

石川県小松市西俣町/鱒留の滝、西俣大滝を有す自然の宝庫

西俣町は、西俣町鳥越・西俣町滝上・西俣町茗ヶ谷からなり、
西俣川に沿って集落が点在しています。豊かな山々に囲まれており、
澄んだ空気の中、町内を散策するのは本当に気持ちがいいです。
鱒留の滝、西俣大滝、鷹落山、蓮如山など、西尾八景を含む多くの
自然があり、見所が満載です。西俣自然教室、西俣キャンプ場では、
その自然の中でゆっくりと過ごすことができ、特に夏は多くの家族連れや
グループで賑わいます。美しい水の流れる西俣川は、川遊びに適した
スポットが多くあるのも魅力です。昼は川遊びを楽しみ、
夜には満点の星空が待っています。川に集まるホタルにも出会うこともあります。
作られた公園などでは決して見ることができない本物の自然が
凝縮された小松の聖地と言ってもよいでしょう。

蓮如山/緑の登山道(石川県小松市西俣町)
鷹落山/登り口への向かう橋(石川県小松市西俣町)
乾燥中の唐辛子(石川県小松市西俣町)
緑に囲まれる民家(石川県小松市西俣町)
西俣川の透明な水(石川県小松市西俣町)
熊野神社(石川県小松市西俣町)

石川県小松市尾小屋町/鉱山と鉄道の面影を残す

尾小屋町は、尾小屋二ツ屋・尾小屋長原・尾小屋からなります。
かつて尾小屋鉱山がこの地にあり、日本有数の鉱山として
繁栄しました。一時は銅の生産量日本一を誇ったほどです。
1971年に閉山してからは人口がどんどん減少し、
現在は過疎の町となっています。町内の所々で、
黒いブロックできた蔵や壁などを目にすることができます。
これは銅を精製する際に出来る廃棄物「カラミ」で
作られたつくられたものです。特に六角形のものは
「亀甲カラミ」と呼ばれ、国内では尾小屋鉱山だけのものです。
尾小屋鉱山については尾小屋鉱山資料館で詳しく知ることができます。
鉱山にまつわる貴重な品も、数多く展示され、また併設された
マインロードでは、当時の坑道が再現されており、鉱山の雰囲気を
感じることができます。鉱山鉄道として尾小屋鉄道も走っていました。
全線非電化で762mm軌間を採用した軽便鉄道で、
1977年に廃線になったにも関わらず、現在でも多くの
鉄道ファンから注目を集めています。
ポッポ汽車展示館では当時の車両がそのまま展示されています。
西尾八景のひとつ、大倉岳では日帰りで登山でき、
大倉岳高原スキー場では、秋にはコスモスを
冬には、スキーを楽しむことができます。

尾小屋鉱山の廃材(カラミ)で作られた蔵(石川県小松市尾小屋町)
大倉岳から見る白山(石川県小松市尾小屋町)
ポッポ汽車展示館のSL(石川県小松市尾小屋町)
尾小屋鉱山資料館/マインロードの展示(石川県小松市尾小屋町)
尾小屋鉱山資料館(石川県小松市尾小屋町)
大倉岳高原スキー場(石川県小松市尾小屋町)
町内の家屋(石川県小松市尾小屋町)
町内の家屋(石川県小松市尾小屋町)

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